評価のポイント
1.メガバンクグループ×KDDIの新生ネット証券
カブドットコム証券は 2019年12月に三菱UFJフィナンシャル・グループ × KDDI のネット証券として auカブコム証券
に生まれ変わりました。
カブドットコム証券での今までの「手数料サービス」や「自社開発の取引ツール」、MUFGとしてのサポート・サービスレベルの高さはそのままに、新生ネット証券としてのauカブコム証券のサービスについてご説明します。
2.Pontaポイントを貯めれて、投資資金として使える!
Pontaポイントは、貯めたり、利用したりする機会が比較的多いポイントサービスです。
auカブコム証券もPontaポイントを活用できるサービスの一つで、次のような特典や、活用方法があります!
au PAYカード決済による投資信託積立でPontaポイントもらえる!
au PAYカードを使って、投資信託を積立するだけで、積立金額の1%がPontaポイントとして還元されます!
下記の記事に詳細が掲載されていますので、ご興味があればau PAYカードの作成と一緒に検討してみてください。
ポイントを使って株を買える!
au PAY アプリでは、Pontaポイント(1Pontaポイント=1円相当)を投資信託の購入代金に利用することができるだけでなく、プチ株サービスでも利用できます!
通常、株式取引は100株単位(単元)での売買となりますが、プチ株は取引単位に満たない(単元未満株1株から売買することができるサービスです。
例えば、1単元100株のA銘柄の株価が1万円の場合、最低でも購入資金として100万円必要ですが、プチ株の場合、1株1万円から売買が可能です!
Pontaポイントを使って、資産形成の第一歩を踏み出してみましょう!
実際のお金を使わずに投資ができるポイント投資にご興味ある方はぜひ下記の記事も参考になさってください。
3.auカブコム証券の手数料サービス
auカブコム証券は、大手ネット証券の中で さまざまな手数料無料・改定を行っている証券会社の一つです。その中で 他社と比べ 特徴的な手数料を紹介します。
2021年7月に手数料が改定し、「一日定額制」と「1約定制(ワンショット)」コースが追加されました。定額制の場合は100万円まで手数料0円、それに加え25歳以下なら手数料無料!とお得な手数料体系に♪
更に信用取引の場合はデイトレード専用の「デイトレ信用」なら手数料は0円!
基本的な手数料は上記がベースになるのですが、auカブコム証券では『 シニア割 』『 女性割 』『 NISA割 』など手数料が安くなる様々なサービスを実施しています。
下記でそれぞれの手数料サービスを簡単にご説明したいと思います。
プチ株積立の買付手数料 無料!
auカブコムには ミニ株(単元未満株)が買えるプチ株サービスを行っています。さらにプチ株を毎月指定した日に、指定金額で積立ていく「プレミアム積立(プチ株)」というサービスもあります。
auカブコムでは、プチ株積立の買付手数料が0円です。細かな積立だからこそ、手数料は最低限に落としたいものですね。少額積立だからこそ、手数料が占める割合が気になる方は要チェックな内容だと思います。
2021年11月からはプチ株でのPontaポイント投資サービスがスタート!プチ株投資に「1ポイント=1円」でPontaポイントが利用できるようになりました♪
その他にも投資信託の購入時手数料の無料、フリーETFの取扱拡大 など auカブコムのサービスは今後も期待しています。
4.株取引に便利なauカブコムのツール群
株式は実際の株取引時は当然ですが、「 銘柄を探す 」、「 チャート分析する 」、あるいは「 資金管理をする 」など様々なシチュエーションがあり、ネット証券各社ではその状況に応じて各種のツールを用意しています。
ネット証券のなかでもauカブコムは株式投資が便利になるツールを複数持つ業者です。ここではauカブコム証券のツール・アプリについてご紹介したいと思います。
寄付き前の情報が一目瞭然「 kabuステーション 」
まずはauカブコム自社開発の高機能・高速トレーディングツールと自信を覗かせる「 kabuステーション 」です。
豊富なチャート足、テクニカル、描写ツールに加えてアクティブユーザ向けにスピーディーな注文スタイルを提供する 2way注文 、フル板情報完備と高性能ツールのお手本のような仕上がりです。
なお「 kabuステーション 」と「 フル板情報 」はそれぞれ月額利用料金がかかるサービスですが、信用取引口座を開設しておくと永続的に利用料が無料となりますので信用取引口座を持っていない方は信用口座を開設してから「 kabuステーション 」を利用されてみるのが お得です。
またフル板情報を入ることが前提ですが、寄付前に非常に有益になる「リアルタイム株価予測」サービスもあります。これは寄付前の全ての注文をリアルタイムに板寄せができると言うサービスで寄付前の投資家の挙動を把握することが可能です。
高機能チャート分析ソフト「 EVERチャート 」
auカブコムは「 EVERチャート 」と言うチャート分析ソフトを提供しています。(※旧ウルトラチャート)
このアプリの特長としてはローソク足はもちろん、カギ足、ポイントアンドフィギュア(P&F)、新値足、騰落価格などなど合計12種類のチャート足が上げられます。
さらに約66種類のテクニカルに各種指数や個別銘柄と比較できる比較チャートなど チャート分析に役に立つ仕組みを持つ高機能チャート分析ソフトです。
auカブコム証券の詳細データ
- 取引基本ルール
- 現物手数料
- 口座数推移と主なサービスリリース
取引基本ルール
取引時間 | 前場 | 後場 |
---|---|---|
9:00~11:30 | 【東証】12:30~15:00 【東証以外】12:30~15:30 |
|
PTS取引 取扱時間 | ||
日中 信用取引のみ | ||
注文方法 | デスクトップ用取引ツール | |
kabuステーション | ||
スマートフォン web | ||
auカブコム証券 スマホサイト | ||
スマートフォン アプリ | ||
kabu.com for iPhone/Android/au | ||
モバイル(ガラケー) | 電話・オペレータ注文 | |
– | 〇 | |
取扱商品 | 取引所 | |
東証/名証/福証/札証 | ||
NISA / 積立NISA | iDeCo | |
〇 | 〇 | |
IPO | 投資信託 | |
〇 | 〇 | |
外国株 | 単元未満株(ミニ株) | |
米国 | プチ株 | |
その他 | ||
FX/先物・オプション/債券など |
現物・信用手数料一覧
約定金額 | 現物取引 | 信用取引 | ||
---|---|---|---|---|
ワンショット手数料 | 一日定額制 | ワンショット手数料 | 一日定額制 | |
5万円 | 55円 | 0円 | 99円 | 0円 |
10万円 | 99円 | 0円 | 99円 | 0円 |
30万円 | 275円 | 0円 | 198円 | 0円 |
50万円 | 275円 | 0円 | 198円 | 0円 |
100万円 | 535円 | 0円 | 385円 | 0円 |
300万円 | 3,069円 | 3,300円 | 385円 | 3,300円 |
500万円 | 4,059円 | 5,500円 | 385円 | 5,500円 |
口座数推移と主なサービスリリース
対象月 | 口座数 | 主なサービスリリース / 発表 |
---|---|---|
2022年8月 | 1,468,234 | |
2022年7月 | 1,457,323 | ・米国株式1,500銘柄の突破 ・「auAMレバレッジ NASDAQ100」の取扱開始 |
2022年6月 | 1,447,339 | – |
2022年5月 | 1,435,004 | – |
2022年4月 | 1,421,391 | ・au PAY アプリ「ポイント投資」に「プチ株」追加 |
2022年3月 | 1,408,685 | ・auPayカードのクレカ積立開始 |
2022年2月 | 1,388,925 | – |
2022年1月 | 1,375,322 | ・米国株式サービス提供開始 |
2021年12月 | 1,360,605 | ・デイトレ信用プレミアム料入札方式導入のお知らせ(2022/1/31~) ・米国株取引開始のお知らせ(2022/1/24~) |
2021年11月 | 1,354,125 | ・プチ株でのPontaポイント投資が可能に |
2021年10月 | 1,343,140 | – |
2021年9月 | 1,334,545 | ・先物・オプションリスク管理ツール「先OPナビ」リリース |
auカブコム証券の会社概要
auカブコム証券の企業概要 | |
---|---|
会社名 | auカブコム証券株式会社 |
設立年月 | 1999年11月19日 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-3-2 経団連会館6F |
公式URL | https://kabu.com/ |
電話番号 | 0120-390-390 |
営業時間 (サポート時間) | 平日8:00~17:00 (年末年始を除く) |
auカブコム証券のQ&A
auカブコム証券には以下のようなメリット・デメリットがあると思います。
auカブコム証券のメリット
・詳しい質問や要望などに丁寧に対応してもらえるサポート体制
・用途にあわせて使用できる多種のツールが使用可能
・信用取引のコストが低い
・Pontaポイントでのポイント投資が可能
・auPayカードのクレカ積立でポイント還元
auカブコム証券のデメリット
米国株の取扱や、手数料の引下げなど多くの改善を行ってきたauカブコムにデメリットといえるデメリットは少ないかと思います。強いてあげるとすれば、外国株の取扱数が他社と比べれば少ない事などが挙げられます。
「証券会社へ勤務している方」、「海外居住の方(または長期海外滞在や海外赴任予定の方)」は口座開設はできません。
詳しくは「auカブコム証券:Q&Aよくある質問>口座開設(外部リンク)」をご覧ください。
auカブコム証券にデモ口座はありません。
auカブコム証券では多様な金融商品を取り扱っています。
具体的には国内株式(東証/名証/福証/札証)、外国株式(米国)、投資信託、債権、外国為替(FX)、先物・オプション、CFD、iDeCo(個人型確定拠出年金)などと言った取扱いがあります。
auカブコムは便利ツールを複数持持っていますが、カブコム自社開発のトレーディングツール「kabuステーション」や、高機能チャートソフト「ウルトラチャート」などが利用可能です。
「EVERチャート(旧ウルトラチャート)」は テクニカル・チャート足タイプ・主要指数などがどれをとっても非常に豊富で、プロ並みの分析ができるチャートソフトになっています。
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