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為替相場 今週の振り返り(1/9-1/13)

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バタバタしておりました。

では今週の振り返りをどうぞ

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1/9 (Mon)

先週末の米雇用統計後のドル安の流れが続き、アジア時間にドル円は131.30円台へ下落しましたが、欧州時間に入ると米金利高と株高に伴い円は一転全面安となり、132.60円台まで反発しました。しかし、NY時間に入り米金利が低下するとドルは売られドル円は131.50円台まで反落、結局先週末終値を下回り取引を終えました。早朝からじり高となったユーロドルはNY時間には昨年6月以来の水準となる1.0760ドル台まで上昇、ポンドドルも一時約3週間ぶりに1.22ドル台に乗せました。

オセアニア・アジア時間:ドル売り優勢

米12月平均時給の伸び率鈍化とISM非製造業景況指数の50割れを受け米金利が低下、ドルが大幅反落した流れから週明けのマーケットでもドルは上値の重い展開が続き、ドル円は12時過ぎにはこの日の安値となる131.308円まで下落しました。また、株高に支えられユーロドルは1.0680ドル台、ポンドドルは1.2150ドル台までじり高となり高値圏で欧州時間を迎えました。

欧州時間:株高・金利高で一転円売り

株高に伴うクロス円の買いに131.90円台まで値を戻したドル円は、欧州時間に入り堅調だったダウ先物が失速すると131.60円台まで再び弱含みましたが、米金利の上昇に伴い反発すると132円台を回復、早朝高値も上抜け132.30円台まで上昇しました。その後、欧州通貨の反落につれ19時台には高値となる132.656円まで上値を伸ばしました。

ユーロドルは欧州入り後に1.0695ドル付近、ポンドドルは1.2160ドル台まで続伸したのち、米金利の上昇に伴い反落しましたが押し目買い意欲は強くすぐに反発、ユーロドルは1.07ドルちょうど目前、ポンドドルは1.2170ドル近辺まで高値を更新しました。しかしその後、ユーロポンドの売りが持ち込まれるとポンドドルは1.2110ドル台まで大きく反落、ポンドドルの下落につれユーロドルも1.0660ドル台まで上げ幅を縮めました。

NY時間:米金利失速、ドル全面安に

NY時間に入りダウ先物が高値を更新する動きにポンドドルは1.2140ドル台、ユーロドルは1.0690ドル台まで持ち直し、ドル円は132.10円台まで上昇幅を縮小。22時台に入り上げ渋りを見せていた米金利がマイナス圏に沈み低下幅を広げるとドルは一段安となり、ポンドドルは1.22091ドルの高値を付け、1.07ドル台に乗せたユーロドルはNY昼前には1.07604ドルまで上値を伸ばしました。ドル円も132円を割り込んだものの131.50円台で下げ止まり、アジア時間に付けた安値には届きませんでした。

NY午後に入ると米金利の低下も一服したもののドルの上値は重く、引けにかけてはもみ合いとなり、ドル円は131.80円台、ユーロドルは1.0730ドル近辺、ポンドドルは1.2185ドル近辺で取引を終えました。

その他

ピル・BOEチーフエコノミストはインフレが持続している兆候は見えず、労働市場の指標は転換し始めているとし、インフレ見通し改善の可能性を示唆しました。

NY午後にはデイリー・SF連銀総裁がWSJのインタビューに答え、「米経済の減速が続くという見方に間違いはない」「コアインフレはFRBが期待したほどには下がっていない」「次回会合では25BPと50BPの両方が議題になる」「ピークレート、5%を超える水準になる可能性が非常に高い」などと述べました。

また、デイリー総裁に少し遅れボスティック・アトランタ連銀総裁は「インフレは高すぎる」「5%から5.25%へ利上げし長期維持するのは望ましい」と述べています。

先週末大幅上昇したダウ平均は一時300ドル超続伸したもののNY午後には失速し反落して引けた一方、ナスダックは続伸、S&Pは小幅安で終えました。

原油、天然ガスは反発上昇。
金スポットはドル安・金利低下のなか続伸した一方、銀スポットは反落しました。

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1/10 (Tue)

米金利が3日ぶりに反発、米株が上昇するなかドル円は132円台前半で引け3日ぶりに反発。ユーロドルは1.07ドル台を維持したものの上値も重く50pips程度の小動きに終わりました。ポンドドルは終日1.21ドル台に留まり3日ぶりに反落して引けています。

欧州時間:米10年債利回り上昇、欧米株軟調でドルじり高

東京時間午前には一時131.389円まで下落したドル円は132円台へ反発したのち131.70円台で東京をクローズ。ユーロドルは1.0730ドルを挟んで20pipsほどの小動きに終わり、ポンドドルは1.22ドル台に戻せぬまま1.2160ドル割れまでじり安となるなか欧州時間となりました。

欧州序盤は米10年債利回りがじり高となるなかドル買いが先行。ポンドドルは1.2140ドル付近まで安値を更新した一方、ユーロポンドの買いに支えられユーロドルの下落は1.0720ドル台まででレンジ内に留まりました。その後、ユーロポンドの上昇一服とともにポンドドルは1.2180ドル台へと反発、ユーロドルはレンジを上抜け1.0750ドル台まで上値を伸ばしましたが買いは続かず再びレンジ内に引き戻されました。

ドル円は序盤に東京仲値前に付けた高値を上抜けたもののフォロースルーなく、米10年債利回りが伸び悩むと131.70円台へ押し戻されました。

19時頃から始まったリクスバンク(スウェーデン中銀)主催のシンポジウムでシュナーベル・ECB理事は「金利は安定したペースでまだ大幅に上昇する必要がある」「インフレが自律的に低下することはない」「インフレと戦うためには抑制的な政策に転換する必要がある」などと述べましたが為替相場の反応は薄く、同席したベイリー・BOE総裁、黒田日銀総裁、マックレム・BOC総裁からは材料となるような発言はありませんでした。

ユーロドルは1.0730ドル台、ポンドドルは1.2150ドル台へ緩み、ドル円は132円台を回復するなどドルじり高となるなかNY勢を迎えました。

NY時間:金利高・株高・ドル高

20時過ぎから強含んだ米10年債利回りはNY時間に入り上昇が加速するとドルは全面高に。22時台にはユーロドルは1.07125ドル、ポンドドルは1.21108ドルまで安値を更新、ドル円は132.479円の高値を付けました。

米10年債利回りは22時半過ぎに3.60%台をタッチしたところで上昇一服、ドル買いも一巡するなか、シンポジウムに参加したパウエルFRB議長から金融政策に関するコメントがないことが報じられると米10年債利回りの低下とともにドルは反落。ポンドドルは1.2180ドル台まで反発し、ユーロドルは一転1.07590ドルまで高値を更新、ドル円は131.70円台まで急落しました。

しかし米10年債利回りの低下は一時的で3.56%台から切り返すと、NY昼頃には3.6374%まで高値を更新、ドルは再び買い戻されましたが、ユーロドルは1.0720ドル台、ポンドドルは1.2140ドル割れで下げ止まり、ドル円も132.30円台で上げ渋りました。

NYも午後に入ると急速に動意が薄れ、ボウマン・FRB理事の発言(「インフレは高すぎる」「追加的な利上げが必要」など)にも反応は限定的で引けにかけてはもみ合いに。ユーロドルは前日終値とほぼ変わらぬ1.0730ドル台で引けたほか、ポンドドルは1.2150ドル近辺で引け3日ぶりに反落、ドル円は3日ぶりに反発し132.20円台で取引を終えました。

その他

NY午後、センテーノ・ポルトガル中銀総裁は「利上げ以外に選択肢はない」などとハト派色を薄める発言をしましたが、特段マーケットの反応はありませんでした。

米10年債利回りは終盤上昇幅を縮め3.6188%で引け3日ぶりに反発。
米株は上昇、ほぼ高値圏で取引を終えました。

原油は75ドル近辺で引け小幅続伸。天然ガスは終日上値が重い展開が続き前日から反落、6日安値に迫りました。
金スポットは3日続伸した一方、銀スポットは小幅続落で終わりました。

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1/11 (Wed)

金利低下・株高のなかユーロドルが底堅く推移し、一時昨年5月末以来の水準となる1.0770ドル台まで上昇、対円、ポンド、スイスでも強含みました。ドル円は小幅続伸、ポンドドルは前日とほぼ変わらず、本日発表の米12月CPIを前に方向感は出ずじまいでした。

欧州時間:株高・ユーロ高・円安

東京引け後、じり高に推移していたダウ先物がマイナス圏へ沈み高値圏にあったユーロドルは上げ幅を縮めるなか、16時過ぎにビルロワドガロー仏中銀総裁の「ECBは向こう数カ月さらに利上げを行う必要がある」との発言に瞬間的に高値付近まで上昇しました。しかし発言内容は全般的にむしろハト派的と捉えられ欧州金利が低下するとユーロドルは失速。タカ派のホルツマン・オーストリア中銀総裁がQTへの速過ぎる移行に慎重な立場を示すと、18時過ぎには東京安値に面合わせとなる1.07259ドルまで下落しました。しかし18時台に入り欧米株が急速に上昇幅を広げるとユーロドルは反発、NY勢が参入し始める頃には1.0750ドル台まで値を戻しました。

ポンドドルはビルロワドガロー発言でユーロドルが反発した局面で1.21775ドルの高値を付けましたがその後失速。欧米株の上昇にユーロドルが反発する局面ではユーロポンドの買いに上値を抑えられると1.2120ドル割れまで弱含みました。

ドル円は132円台前半は底堅く、株高に伴いクロス円がじり高となると東京高値を上抜け132.75円付近まで上値を伸ばしました。その後ユーロドルの反発につれ伸び悩みましたが132.30円台では下げ止まり、132.60円付近へ値を戻すなかNY時間を迎えました。

NY時間:米金利低下・株高・ユーロ小じっかり・円安

米10年債利回りが低下幅を縮めるなか迎えたNY序盤はドル買いが先行。ユーロドルは1.0730ドル割れまで値を下げ、ドル円は142.852円まで上昇しこの日の高値を付けました。

ユーロドルは安値を前に下げ止まると再び買いが強まったユーロクロスにつれ高値近辺まで反発。一方ポンドドルは逆行安となり1.21012ドルまで一段安となり安値を更新しました。

しかし、ユーロポンドが昨年末高値を僅かに超えたのち反落を始めるとポンドドルは1.2150ドル台まで反発。ユーロドルもつれ高となり月曜高値を上抜け1.07760ドルまで上昇、約7か月ぶりの高値を付けました。

もっとも買いが一巡するとユーロドルはあっさりと反落。2時前には「ECBのハト派はインフレが減速する中で利下げペース減速も視野に」との憶測報道に1.0740ドル割れまで値を戻し、ポンドドルも1.2120ドルを割り込みました。

3時の入札直後に米10年債利回りが低下、レンジを下抜けた途端にスクイーズされる動きにつれて為替もチョッピーな値動きとなりましたが、結局流れには抗えず米10年債利回りが低下を始めるとドルは下落。米10年債利回りの低下は引け間際まで続き、ユーロドルは1.0750ドル台でクローズし続伸。ポンドドルは前日終値とほぼ変わらぬ1.2140ドル台で取引を終えました。

高値を付けた後じり安に転じたドル円は、米10年債入札後の132.30円割れが戻り安値となり132.50円台まで値を戻し引けを迎えました。

その他

早朝から低下傾向が続いた米10年債利回りは反発が限定的で終盤には3.5263%まで低下したのち3.54%付近でクローズ。
米株は米金利の低下を好感し続伸しました。

原油は在庫統計は大幅な積み増しとなったものの反発上昇。
天然ガスは2021年6月以来の水準まで安値を更新したのち反発して引けています。
金スポットは小幅続落、銀スポットは小幅反発しました。

1/12 (Thu)

注目の米12月CPIはコアも含め予想に一致。発表直後は予想下振れを見込んで低下基調にあった米金利が急騰したためドルの買い戻しが強まったものの、インフレの低下傾向が確認されたことで調整一巡後は米金利の低下に伴いドルは全面安となりました。ドル円は6日安値を下抜け昨年6月以来となる128.80円台まで下落、ユーロドルは1.0860ドル台まで上昇し昨年4月以来の高値を付けました。

欧州時間:欧州通貨横ばいのなか円が全面高に

米12月CPIの発表を控え欧州通貨はNY勢参入まで概ね横ばいの動きが続きました。ユーロドルは1.0740ドル台から1.0770ドル台の狭いレンジで膠着、ポンドドルは1.2130ドル台が堅く横ばいが続くなか、「英国とEU、離脱後の問題解決に向け新たな交渉で最終的合意を目指す」との報道に一時1.2190ドル付近まで上昇しましたが反応は一時的で直ぐに1.2160ドル付近へと値を戻しました。

一方、「日銀が来週の会合で大規模緩和の副作用を点検する」との早朝の報道を受け132円台半ばから131.30円台まで下落したドル円は131円台半ばで欧州時間を迎えると序盤は買い戻しが先行。しかし戻りは131.90円付近までで再び下落基調に回帰すると18時過ぎには東京安値@131.364円を下抜けて130.80円台まで一段安となり安値圏でNY時間となりました。

NY時間:米CPI後米金利低下でドル全面安

22時半の米CPI発表を前に、NY序盤から思惑的に米金利が低下するとドルは売られ、ユーロドルは一時1.0810ドル台まで上昇、ドル円は130.30円台まで下値を広げました。

ところが、米12月CPIは前月比-0.1%、前年比+6.5%、コア指数は前月比+0.3%、前年比+5.7%と全て予想に一致。予想下振れを期待し低下していた米10年債利回りは安値圏から急反発すると一気に高値を更新、ドルは急速に買い戻されユーロドルは1.07314ドルまで安値を更新、ドル円は131.20円付近まで値を戻しました。

しかし調整が一巡すると米10年債利回りは再び低下、一転安値を更新し乱高下が続くなか、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が追加利上げを支持しつつも25bpへの利上げ幅縮小に言及すると米10年債利回りは一段と低下、再びドル売りが強まり、ユーロドルは1.0830ドル台まで高値を更新、ドル円は129.50円目前まで下落し6日安値を僅かながら更新しました。

その後ハーカー総裁が講演後の質疑応答で「5%を少し上回る利上げ後に同水準を維持することを支持する」と述べると米10年債利回りはまた反発。ユーロドルは1.0750ドル台まで反落、ドル円は130.80円手前まで買い戻されました。

24時台に入ると米10年債利回りは失速しじりじりと低下幅を拡大。1時半過ぎにはブラード・セントルイス連銀総裁の「できるだけ早く金利を5%超にすることを支持」「インフレの低下予想、マーケットは楽観し過ぎ」などの発言が報じられるも反応薄で、3時の30年債入札後には3.42%台まで低下。全般的にドルがじり安基調となるなかドル円は2時半過ぎにはサポートとなっていた129.50円を下抜けるとストップを巻き込み売りが加速、3時過ぎには128.867円の安値を付けました。ユーロドルも続伸し1.08667ドルの高値を付けたほか、ポンドドルも1.22463ドルまで上昇しました。

米10年債利回りは3.45%台半ばが重くなり6時過ぎには3.4199%まで低下。ドルは安値こそ更新しなかったもの軟調地合いは引けまで続き、ドル円は129.30円付近、ユーロドルは1.0850ドル台、ポンドドルは1.2210ドル台で取引を終えました。

その他

NY午後、マン・英MPC委員は「更なる利上げが必要」「引き締め過ぎのリスクはまだない」と述べましたがポンドへの影響は限定的でした。

また、バーキン・リッチモンド連銀総裁はインフレはより持続的であるとし、より慎重に舵を切るのが理に適うと述べています。

米株は米金利の低下を受け続伸して引けました。

原油は一時79ドル台に乗せ続伸。前日安値から反発した天然ガスは小幅反落。
金スポットは一時1900ドル台に乗せ大幅上昇。銀スポットは4営業日ぶりに反発しました。

1/13 (Fri)

ユーロドルは小幅反落、ポンドドルは小幅続伸に終わった一方、前日大幅に下落したドル円は続落、一時昨年5月下旬以来となる127.40円台まで下げ幅を広げました。この日はクロス円の下落が顕著でスイス円は昨年8月、カナダ円に至っては昨年3月以来となる安値を付けました。米3連休を前に米10年債利回りは3日ぶりに上昇、米株は4日連騰。本日はマーティン・ルーサー・キング・デーで米国は休場となります。

欧州時間:ドル円続落、欧州通貨は前日高値近辺で頭打ち

ドル円は東京午前128.65円付近まで安値を更新したのち仲値に向け買い戻されましたが129.30円台で上値を抑えられ、その後は129円台前半で横ばいに。ユーロドルはドル円の下落につれ前日高値を僅かに上回る1.08678ドルまで上昇したのち、ドル円の反発につれ失速しましたが1.0830ドル台では下げ止まりました。ポンドドルは前日高値に届かず1.2230ドル台を高値に1.2180ドル割れまで値を戻し欧州時間を迎えました。

東京が引けると直後からドル売りが再燃、ドル円は一時間足らずのうちに安値を下抜けると17時台には128.10円台まで下落、ドル円につれポンドドルは前日高値を僅かに上回る1.22476ドルまで高値を更新しました、ユーロドルは今年新加盟となったクロアチアのブイチッチ中銀総裁やカザークス・ラトビア中銀総裁のタカ派発言も追い風に再び1.0860ドル台に乗せましたが高値更新には至りませんでした。

しかしドル売りは一旦ここまで。東京引け後から低下を始めた米10年債利回りが3.4156%を安値に持ち直すとドルは反発、ポンドドルは1.2170ドル付近、ユーロドルは1.0810ドル割れまで反落し安値を更新、ドル円は128.80円手前まで値を戻しNY時間となりました。

NY時間:米金利上昇にもドル軟調

NY時間に入り米10年債利回りの上昇を嫌気しダウ先物が急落するとクロス円が次々と安値を下抜け一段安に。やっとのことで128.80円台に乗せていたドル円でしたが、クロス円の急落につれ再び下げに転じました。22時台に入ると米10年債利回りが3.49%台で頭打ちとなり失速するとドル円は5月末以来となる127円台に突入しました。また、ダウ先物の急落にユーロドルは1.07806ドル、ポンドドルは1.21513ドルまで下落しこの日の安値を付けました。

24時、米1月ミシガン速報値は64.6と予想60.7を上振れましたが、1年先期待インフレ率は4.0%と予想(4.3%)より鈍化したことから発表直後に売買は交錯、安く寄り付いた米株が下げ幅を縮める動きにクロス円が買い戻されるとドル円は127.90円台まで反発しましたが、クロス円がすぐに失速すると127.459円まで下落しこの日の安値を付けました。一方安値から自律反発していたユーロドルは米株が持ち直すなか1.0830ドル台、ポンドドルは1.2220ドル台まで値を戻しました。

米10年債利回りはNY昼前には再び上昇幅を拡大、5時前には3.5127%まで高値を更新したもののドルの戻りは鈍く、ドル円は128円台を回復できぬまま127.80円台でクローズ。ポンドドルは引けにかけユーロポンドが下落すると1.2230ドル台へ強含み3日続伸。一方、ユーロドルは1.0830ドル台で引け前日から小幅反落で取引を終えました。

その他

米10年債利回りはNY午後に上昇幅を拡大し3.50%台で引け前日から反発。
安く寄り付いたのちじり高に転じた米株は高値圏で引け4日続伸で終えました。

原油は3日続伸、80ドル台に乗せて引けた一方、天然ガスは反発基調は続かず反落、NY午後には一時21年6月以来の水準まで下落しました。

金スポットは大幅に続伸し高値引け。銀スポットも続伸しました。

まとめ

神経質な相場が続いております。

18日の日銀の政策金利発表が次の山場になりそうです。

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